10人が10人マスターできる速読・記憶法!日本速読日誌!
速読トレーニング その14 理解力トレーニングの3 視読のやりかた
- 2009-07-09 (木)
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
これまで、
理解力トレーニングは、視読と読解という2つの読み方でトレーニングをしていくということを書きました。
今回はそのうちの視読のやりかたです。
前回お話したように、視読というのは、広い視野とスピードを重視した読み方。
みなさんは、これまで記号トレーニングや文字トレーニングを通じ、広い視野で素速く見ることに慣れていただいたと思います。(まだ完璧ではないでしょうが・・・)
それらと同じように本を読んでみてください。
どのようなことかと言うと、
文字を最初から見ていき、視線を下に動かし、次の行・・・
というように視線は上下上下・・・とジグザグに動きますが、
1行を一目で見るように意識しながら、それをそのまま横にずらしていくように見ます。
ちょうどペンキをローラーで塗るような感覚ですね。
そして最後の行まで行ったら次のページ、というようにどんどん見ていきます。
これを普通に読むときの4~5倍程度のスピードで行います。
前回、例で出したこの文章
の場合は2778文字ですので、
通常600文字/分程度のスピードの方でしたら、約4分40秒ほどで読むことになりますよね。
その4~5倍ですから、1分程度でこの文章に目を通しましょう。
だいたい1ページ2秒くらいでサーッと目を通すことになります。
最初はなかなかペースがつかめないかもしれませんが、数回行えばペースはつかめます。
この時の意味理解ですが、
これはほとんど理解できなくて構いません。
しかし、できるだけ理解しようとしてください。
「できれば大まかなストーリーを取りたい!」という気持ちで行いましょう。
ここがなかなか分かりづらいところです。
例えば、語学のヒアリングのトレーニングの時、ゆっくりと読めばわかる文章でも、ネイティブの方に少し早めに言われると分からなくなったりしますよね。
そんな場面を思い浮かべてください。
その際に「どうせわからないや」と諦めてしまえばそれまでですが、
「少しでも内容を聞き取ってやるぞ!」と集中して聞いていれば、
最初は「あ、この単語が聞き取れた」から始まって、だんだん
「細かいことはわからないけど、こんなテーマの話かな」くらいは聞き取れたりしますよね。
視読もそれと同じです。
普段より4~5倍も速いスピードで、しかも通常の読み方とは違って広い視野を意識しながらですので、
そもそも「わかるわけはない」のです。
しかしみなさんは今まで、記号・文字トレーニングなどを通じて、広く見ることや、
通常のスピードでも、より深く読むトレーニングをしてきました。
いわば力をため込んだ状態です。
その状態での視読トレーニングなので、「まったくわからない」ということはないと思います。
とりあえず、1度行ってみましょう。
いかがでしたか?
中には「全くわからなかった」という方もいるかもしれませんが、
(その場合、違う文章で再チャレンジしてみましょう。トレーニングですので失敗はつきものです)^^
ほとんどの方が、多少は理解でき、所々「わかった!」という場所があったのではないでしょうか?
ここではまだ「読めた」というよりも「わかった」という感覚のところがまばらにある。
そんな感じで充分です?
その「わかった」というのが重要なのです。
とりあえず1冊目~数冊目では「わかった」という感覚を通じ、
広い視野を意識しながらでも「読めないことはないかな。」ということが分かっていただければそれで大丈夫です。
さて、視読が終わったら、読み取れたところから単語をノートに書き出しましょう。
トレーニング その5 で行ったようなことですが、もちろんこんな見方では100個も出ないと思います。
しかしここでは頑張って30個程度出しましょう。
もっとも最初は10個程度しか出ないかも知れませんが、
それほど厳密でなくて構わないので、それでも書き出せるだけ書き出しましょう。
ただし、
単語が30個書き出せるように視読のスピードを調節することは絶対にダメです。
また、単語を覚えようとしながら視読をしないでください。
あくまで、集中して「ストーリーを取ろう」という気持ちで行ってください。
視読トレーニングは以上のように行います。
つづく
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しっかりとした速読トレーニングをされたい方に、
スピードと理解を兼ね備えた日本速読・記憶法セミナー
東京の新宿・渋谷・飯田橋に速読術・記憶術トレーニング教室をもつ速読スクールです。
速読とは、文字通り ”速” く文書を ”読” むこと。
従来の何倍かのスピードで本や書類を読み、しかも内容が充分に理解できる読書方法です。
速読術を身につけ、1分間に5千文字読めるようになると、
「240ページの本1冊を30分で読める」速さが身に付きます。
お問い合わせ
HP:速読術・記憶術トレーニング教室の日本速読・記憶法セミナー
飯田橋校:03-3263-9531 新宿校:03-3345-2631 渋谷校:03-5784-1131
【月~金】 12:00~21:00
【土~日】 09:30~18:00 ※お電話の際、当ブログを見た旨をお伝え下さい。
E-mail : info@sokudoku.gr.jp
ファックス : 03-3263-9992
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速読トレーニング その13 理解力トレーニングの2
- 2009-07-07 (火)
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは、日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
しばらく更新をサボってました。
すみません!
前回、理解力トレーニングの概要をお話ししました。
これから、どんどん本を読みながらトレーニングをしていくのですが、
その前に、トレーニング教材としてどのような本を読めばいいかを解説します。
教室に通われている方は、ほとんどが大人の方ですが、
トレーニングの初期は、小学生が読むようなひらがなだけで書かれた3~4000文字程度の子供向けの絵本でトレーニングしています。
なぜ子供向けの絵本かということ
・ひらがなだけで書かれている
・登場人物が少なく内容が簡単
・絵がある
・短時間で1冊読める
といった理由があります。
ひらがなだけで書かれているというのは少し説明が必要かも知れません。
このことはいずれは詳しく書くつもりですが、ひらがなと漢字では、漢字の方がダイレクトに意味としてアタマに入ってきます。
例えば「しんぶんきしゃ」と書かれるよりも「新聞記者」と書かれた方がすぐに理解できる。
それはいいのですが、急いで本を読むと、分かりやすい漢字にばかり目が行ってしまいます。
急いで読んだら結局漢字のとばし読みをしていた。という経験のある方も多いと思います。
そこでひらがなだけで書かれた本を読むことで漢字のとばし読みを防ぐ必要があるのです。
絵がある、内容が簡単というのは、最初は速度と理解がなかなか両立しにくいので、トレーニング初期ではなるべく内容理解の部分ではハードルを下げておく必要があります。
あまり急ぎすぎず、慣れるに従ってだんだん内容の濃いものにしていきましょう。
短時間で1冊が読めるというのも大切なことで、普段よりも速いスピードで読むにはとても集中しなくてはいけませんが、あまり長くなると集中力がとぎれがちになります。
以上の点から、教室ではトレーニング初期は子供向けの絵本を使用しているのですが、ご自分でトレーニングされる場合、そのような本を揃えるのはむずかしいですよね。
本を買い揃えるのはお金もかかりますし、文字数も数えられないので、ここは例によってワードでいきましょう。
なにも特殊なソフトなんて必要ありません。
ネット上には高額な速読用のソフトもありますが、取り寄せてみると、文字の表示スピードを調節できるものをベースに、目の動かし方のトレーニングと、オマケに脳トレ的なものがついているようなものがほとんどなので(全てを確認したわけではありません。しっかりしたものをつくっている方、ゴメンナサイ)、オマケの部分はDSの脳トレや目力トレーニングの方がクオリティは高いですし、肝心な文字の表示の部分は5冊もトレーニングすれば自分でペースがつかめるので、ワープロソフトで充分かなと思います。
こんな感じで大丈夫です。
素材はなんでもいいのですが、童話や小説など、最初はなるべく内容が簡単なものを選んでください。
専門書や、登場人物が沢山出てくるような小説は初期のトレーニングには向きません。
ここでは青空文庫から宮沢賢治の「グスゴーブドリの伝記」をダウンロードし、
長い文章では読みにくいので第一章以外は削除しました。
それをワードに貼り付け、表示を工夫してみます。
ポイントは
・大きい文字で
・1行の文字数を少なく
の2点です。
それを、表示リボンのズームの項の「1ページ」をクリックするなりして、キーボード操作で1ページ毎に表示を切り替えられるように設定してください。
(あまりワードの操作が得意ではなく、詳しい説明ができなくてすみません・・・)
説明では縦書きの文章を使いますが、横書きでもかまいません。
また、ここでは1行の文字数を9文字にしましたが、トレーニングをしてみてどうしても理解ができないという方は6文字程度でもかまいませんが、それより少なくすると、逆に読みにくくなってしまうので、あまりおすすめはできません。
こんな教材を使って、次回から、本をスピーディに読むトレーニングをしていきましょう。
つづく
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速読トレーニング その12 理解力トレーニングの1
- 2009-06-20 (土)
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
梅雨の最中ですが、今日は気持ちのいい風が吹いてますね。
前回までで、普通の速度で本をより深く(しっかりと)読むトレーニング、読視野を広げるトレーニング、視点の動きを素速くし、認知にかかる時間を縮めるトレーニング、視線を規則正しく動かすトレーニングなどを行ってきました。
さて、今日からいよいよ本を速く読むトレーニングをしていきましょう。
今までのように、ゆっくりと読むのではなく、スピードを上げて理解をしながら本を読んでいきます。
このトレーニングを理解力トレーニングといいます。
理解力トレーニングの概要
今までのトレーニングを通して、まだ完璧とは言えないまでも、
「広い範囲を素速く見る」ことに、ある程度慣れていただいたと思います。
この文字の見方が速読の読み方の基本になります。
そして、これからこのような見方で本を読んでいくのですが、
「文字が見えたからといって読める(内容がわかる)わけではない」ですね。
「広い範囲を素速く見て、内容がわかる」
これが速読ですが、どうしても始めは
「広い範囲を素速く見ると内容がわからない」ですし
「内容を取ろうとするとせっかく広げた視野が狭まってしまう」
という状態になってしまいます。
つまり
「広い視野で素速く見る」
「内容をしっかりと理解する」
この2つは、なかなか両立しにくいのです。
今まで、自分で速読のトレーニングをして、挫折してしまった方は、
この部分でつまずかれた方が多いのではないでしょうか。
そこで、はじめから、この2つを両立させるのではなく、
はじめは1冊の本を視読(しどく)と読解(どくかい)という2種類の読み方で交互に読んでいきます。
視読とは広い視野とスピードを重視した読み方
読解とは内容理解を重視した読み方
理解力トレーニングは、この2つの読み方を交互に、または理解とスピードのバランスを変えながら読むことによって、脳に適度な負荷をかけ、徐々に「広い範囲を素速く見て、内容がわかる」という、速読本来の読み方に近づけていきます。
最初はこのように2度読みをしますが、最終的には1度の読みで、スピードと理解を兼ね備えた読み方ができるようになりますのでご安心下さい。
つづく
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速読業界の問題点 その1
- 2009-06-16 (火)
- 未分類
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
下の図はグーグルトレンドでの「速読」キーワードで調べた結果です。

ゆっくりですが、ここ数年で確実に検索数が減っているのがわかります。
どうやら速読は世間の興味を失いつつあるようです。
「スクール」で調べても右肩下がりのグラフが表示されるので、スクール業界全体に斜陽化が進んでいるのかもしれませんが、それはそれ。
なぜ速読が世間の興味を失いつつあるのか、私なりに整理してみようと思います。
問題点はたくさんありますが、
一番のものは、「速読ってホントにできるの」っていうところではないでしょうか。
速読スクールは「怪しさ」との戦いでした。
本をパラパラパラって、ものすごいスピードでめくって内容が分かるなんてホントなのかな?
昔は私もそう思っていました。
それに対する現在の私の答えは「そうできる人もいる」です。
少なくとも私のペースは文庫本なんかを読むときもパラ・・・、パラ・・・
くらいですし。(スピードを表現するって難しいですね) ^^;
実際のところ、トレーニングを積めば確実に速くなりますが、超人的な速度というのはごく一部の人になります。
この「速読はしっかりトレーニングすればある程度は速くなる」という、いわば常識的な考え方は、だんだんと世間に根付いてきたのですが、ここのところ、それがまた怪しくなってきています。
原因のひとつは安易な教材の増加です。
ヤフーやグーグルで「速読」を検索してみると様々な教材やセミナーがここ数年で爆発的に増えたのがわかります。
しかし、教室を構えてフルタイムで速読を教えているスクールはほとんど増えていません。
中には速読のことをしっかりと学んで、生徒さんの立場に立った教材もありますが、
増えた分のほとんどが「これ、思いつきで作ったのかな」という教材や、金儲け主義や自己啓発まがいの短期セミナーです。
考えてもみてください。
1日や2日で速読が習得できるなら、誰だってやりますよ。
私だってやります。でもできないんです。凡人ですから。
世の中にはいろんな人がいます。
我々の教室でも、普通の方が30hくらいかけて到達するところを、数時間で到達してしまう方がいます。
そのような方でしたら1~2日のセミナーでも十分かも知れません。
しかし、私も含め、大多数の方がそれではムリなのです。
ほとんどの方はコツコツとやらねば速くはなりません。
「速読はアタマのスポーツです」という副題の、このブログらしく、スポーツの例に例えてみましょう。
数年前、私が初めてスノボをやったとき、リフトの1本目では転びまくりでしたが、2本目からは、ぎこちないながらも、左右(前後?)両サイドでのターンができていました。
だからといって私は「スノボのターンなんてリフト2本でできるようになるよ」とは言いません。
さほど運動神経がよくない私にそれができたのは、ずっとスキーやっていたので、雪の上で板に載る感覚が身についていたからです。
実際、普通はそこまでできるのに数時間~数日はかかります。
結局速読も同じです。
2日間の集中セミナーで身につく方がいるかもしれません。
パソコンの画面を見ているだけで身につく方もいるかもしれません。
しかしほとんどの方は、それでは厳しいのではないのでしょうか。
速読というスキルは、だんだんと世間に認知されてきましたが、それでもまだ一般的ものではありません。
どのように学んだらいいかも分からない方がほとんどだと思います。
そういった方が、「2日でできるよ」って言われたらそちらに流れるのは仕方がありませんが、それでは後が続かないのです。
先ほどのスノボの例で言えば、
「スノボのターンなんてリフト2本でできるようになるよ」って言われたら
「それじゃ、やってみようかな」と思うかもしれませんが、
実際にやってみるとできない(中にはできる方もいるかもしれませんが)ので、
そういった方は「私にはスノボは向いていないんだ」と思い結局足は遠のいてしまうでしょう。
今までの経験から、速読の潜在的な需要は、かなり多いとは思いますが、実際に「やってみよう」とまで思われる方は依然としてそれほど多くないようです。
その小さいパイを、たくさんの業者で取り合っている状態になってきました。
それ自体は業界全体の活性化になり、とてもよいことなのですが、
中には実が伴っていないにもかかわらず、とても魅力的な宣伝文句で生徒さんを獲得しているところも多々あるようです。
そういった所に行った方が「私には速読は向いていない」と思い、あきらめてしまう。
それで「結局速読は一部の人にしかできないスキルなんだ」という空気になってきている。
それが繰り返され、有用なスキルにもかかわらず、速読が一般的な興味を失いつつあるのではないでしょうか。
それは、私たちのような既存のスクールが、速読についての正しい知識を広めることを怠ってきた責任でもあります。
速読の業界は今一度、本当に生徒さんの立場に立ったプログラムを考え、誇大すぎる広告を改める必要があるのではないでしょうか。
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しっかりとした速読トレーニングをされたい方に、
スピードと理解を兼ね備えた日本速読・記憶法セミナー
東京の新宿・渋谷・飯田橋に速読術・記憶術トレーニング教室をもつ速読スクールです。
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従来の何倍かのスピードで本や書類を読み、しかも内容が充分に理解できる読書方法です。
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速読トレーニング その11 記号、文字トレーニングの2
- 2009-06-14 (日)
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
前回、記号、文字トレーニングを進めてきましたが、
今回もその続きです。
それぞれステップ3に進みます。
今度は1行を一目で見ます。
記号は1行15コ、文字は25文字になりました。
これを一目でいっぺんに捉えてください。
とはいえ、
今までのもの(記号は7つ、文字は12文字)程度でしたら、ほとんどの方が数時間も見ていればハッキリと見えるようになると思いますが、この範囲を一目で捉えるのはなかなか難しいと思います。
ハッキリと見えるところ以外は別の紙で隠してしまって構いません。
それで1行ずつ全部のブロックや文字をハッキリと見ていき、何周かします。
それに慣れてきたら、ひとつ分紙をずらして見える範囲を拡大するという様な方法でもよいでしょう。
その際、はじめは1行ずつしっかりと見るようにするのですが、だんだんと右から左に視線を流すように(ペンキのローラーで塗りつぶすように)見ていきましょう。
その場合は左に行くにつれ、だんだん見ている範囲が自然と狭まるので、意識的に広く見る努力をしてください。
これもとりあえずは、記号トレーニングは12ブロックで10周、文字トレーニングは18文字で8周くらいは1分間で見ることができるようにしておきたいところです。
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速読トレーニング その10 文字トレーニングの1
- 2009-06-11 (木)
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
前回に引き続き、どんどん行きましょう。
前回二重の四角を4つ、もしくは7つ同時にスピーディー(リズミカル)に見ていただきました。
今回はそれが文字になったものを行ってください。
文字がランダムに並んでいます。
これを記号トレーニングステップ1と同じように①、②、③・・・とカタマリごとに見て行きましょう。
例えば最初のカタマリには「たのつ春スコな薪」と書いてありますが、これを順番に読む必要はありません。あくまでこの8文字を同時に意識してください。
用は前回の7つのブロックが8文字になっただけです。
最初はピンとこない方も多いかとは思いますが、その場合、紙等で4~5文字ほどを隠してみましょう。
3~4文字でしたら、上から1文字ずつ順番に読むのではなく、同時にハッキリと見ることができますよね?
これを順番に1文字ずつ増やしていって、ここまで記号トレーニングをされた方なら、おそらくどなたでも6文字くらいならハッキリと見えるんではないでしょうか?
最初は漠然と全体を眺める感じでかまいません。数を重ねる毎にだんだんとハッキリと見えるようになってきます。その際は「見てやるぞ」という気持ちが大事です。
これもまた1分間で何回と何行できるかノートにメモしておいてください。
なぜランダムな文字を見るのでしょう?
やはり文章を読むのですから文字を見るトレーニングはしなくてはいけませんし、しかし意味のある文字配列では記憶してしまって、しっかりと「見た」のか自分では判断ができなくなってしまいます。
そこで覚えにくいランダムな文字をしっかりと見ることによって、広い範囲の文字を一度にハッキリと見ることに慣れていきたいのです。
これも1分間に3~4回程度、もしくは最初の倍程度のスピードになるまで続けましょう。
そこまで行ったら次はステップ2に進みます。
こんどは少し長く12文字を一度に見ます。
これも1度に全ての文字を見るのは大変ですが、教室で生徒さんにやってもらうと、12文字程度なら5~6時間、日数にして2週間くらいかければほとんどの方が見えるようになります。
これも1分間に4~5回程度、もしくは最初にやったときの2倍程度のスピードになっていただきたいところです。
これも記号トレーニング同様、1日でグッと広く見えるようになるわけではありませんので、日数をかけて少しずつ目を慣らしていきましょう。
速読トレーニング その9 記号トレーニングの1
- 2009-06-09 (火)
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
このところ忙しく、前回から少し時間が空いてしまいました。
今まで
その6 ハッキリ見える範囲を広げる
その7 すばやく見るトレーニング
を行いましたが、今日はこの2つを組み合わせます。
これを記号トレーニングといいます。
記号トレーニングを行うことにより、視野の広さとスピードを両立させます。
みなさん、先日のハッキリ見える範囲を広げる教材の、一番上の4つのブロックは、しっかりと見えると思います。
この教材では、その4つのブロックと同じように①の4つの二重になったブロックをハッキリと同時に意識しながら見てください。
その際、あんまりジ~ッと見ていると、だんだん自分がどのように見ているのか分からなくなってしまうので、視線は軽く落とすようにしましょう。
そして次に②の4つのブロック、③のブロックというように次々に見ていきます。
これをなるべくすばやく行い、一番左下まで行ったらまた右上に戻り2周目を見ていきましょう。
これも1分間で何回できたか数えておきましょう。
例えば2周と5行目まで行くことができたら「2-5」などとノートに記録しておいてください。
さて、先ほど「これをなるべくすばやく行い」と書きましたが、最初の数回はゆっくりで構わないので正確に行ってください。
というのも、最初から急いでしまうと、4つのブロックを同時にハッキリと見ていたのが、いつのまにか2つのブロックしか見ていなかったり、4つを同時に見るのではなく、視線を上から下までスッと流すように見てしまう傾向があるからです。
ですから、最初はゆっくりで構わないので正確にお願いします。
慣れてきたら、自分でリズムを取るようにし、そのリズムを少しずつスピードアップしてください。
あくまで正確に見ることが前提で、その上でスピードを上げてください。
それを数回、「ちょっと目が疲れたな」というくらいまで行います。
そうしたら30分ほど時間を空けてまた数回行いましょう。
少し時間を空けると、疲れが回復してまたスピードが少し上がると思います。
このステップ1で4つのブロックがハッキリ同時に、またリズミカルにスピードを出して見ることができるようになったら、次のステップ2に進みます。
個人差もありますが、最初の2~3倍、もしくは1分間に4~5周見ることができるようになるというのが一応の目安です。
今度は7つのブロックを同時に見ましょう。
おそらく4つのブロックをハッキリ同時に見ることはそれほど苦ではなかったとは思いますが、7つとなると、ちょっと戸惑う方も多いかもしれません。
はじめは全体を眺めるように見てしまって構いませんが「全てのブロックをハッキリとみてやるぞ」という気持ちを常に持ちながら見てください。そうするとだんだんハッキリと7つのブロックが同時にハッキリと見えるようになるはずです。
これもステップ1と同じように数回を行い、疲れてきたら休憩を取りながら、だんだんとペースを上げて見ていきます。これも1分間に5~6周程度、見えるようになるまでトレーニングを行ってください。
一日でグッと見えるようにはならないとは思いますが、時間をかければ必ず見えてきます。
こうすることにより、広さとスピードを両立させた見方に目を慣らしていきましょう。
渋滞学に学んでみる。
- 2009-06-03 (水)
- 速読とはこういうもの
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
ちょっと前にネットでこんな記事をみつけました。
「渋滞学」の権威、西成活裕東大教授が伝授! 目からウロコの“究極”の渋滞回避術
渋滞を避けるには、渋滞の手前からゆっくりと走る集団を作ればいいと書いてあります。
うーん、面白い!![]()
僕なんか高速で「この先渋滞」の表示を見たら、なるべく早く抜けようとして、むしろスピードを上げていたのに、それが逆効果だったなんて・・・。
渋滞学とは聞き慣れない学問ですが、車の渋滞だけではなく、レジの行列や在庫管理、はたまた防災時の避難経路の設定や、感染症予防などいろいろな場面に応用できる考え方なんだそうです。
僕も読みながら「この考え方は速読のトレーニングにもあてはまるな」って思いました。
渋滞は、道路のキャパシティーを越えた量の車が入ってくることによって起こる状態。
読書中にもこれと同じ事がおこります。
人の脳の可能性は無限大なんてよく聞きます。
可能性は無限大かもしれませんが、残念ながら文章を理解するスピードには限界があります。
普段より急いで本を読んだり、小説を読むのと同じペースで難しい専門書を読んだりするとすぐに限界がきて理解できなくなってしまいます。
つまり理解の渋滞ですね。
これを解消するにはどうするか。
ひとつの方法は理解のスピード自体を上げる
これが速読のトレーニングです。
道路を拡幅工事して、車線を増やすようなものですね。
もうひとつの方法として、メリハリをつけて読む。
という方法があります。
これは速度が飛躍的に上がるわけではありませんが、このことを頭の片隅に置いておくだけで理解度を押し上げることができます。
よくある速読の誤解として、
例えば1万字/分で本を読める方は、どの本でもその速度で読めると思われていますが、そんなことは決してなく、同じ方が難しい本を読んだら5000字/分になってしまうかもしれませんし、読みやすい本だったら15000字/分で読めるかもしれません。
これは速読に限らず、ふだんの読書でも言えることですよね。
読みやすい本はサクサク読めるし、難しい本を読むのに時間がかかるのは当然です。
そしてそれは1冊の本の中でも言えます。
文章というのは最初から最後まで同じような難易度で書かれているものではなく、読みやすい部分もあれば読みにくい部分もあります。どの部分も同じスピードで読んだら、読みにくい部分の理解度が落ちるのは当然なこと。
それをムリに読み進めてしまうと、頭の処理が追いつかず、軽いパニック状態になって理解がストップしてしまいます。
理解の完全渋滞ですね。
ふだんの読書でも、難しい所をそのままのペースで読み進んでしまい、チンプンカンプン。
読んでいても全く理解していないのに気づいて、結局読み返した。
なんて経験をされた方も多いと思います。
そこで渋滞学の先生が言うように、急ぐ心をグッと抑えて「難しいな」という所はあえてゆっくりと読むように意識します。すると全体を通してストレスなく読め、結果としてのスピードが上がるのです。
トレーニング中でスピードに負荷をかけている状態の中、あえてゆっくりと読むのは難しいかもしれませんが、 それができる方ほど上達は早いようです。
もうひとつ先生はいいことを言っています。
渋滞はスローイン、ファーストアウト。
これです。
難しい所をゆっくり読むのはいいのですが、やさしく書かれている場所になってもずっとそのスピードである必要はありません。
やさしい箇所にさしかかったらスッとスピードを上げる。
難しいところでスピードを落とした分、やさしい所ではスピードを稼ぎましょう。
メリハリをつけて読みトータルの時間を短くすればいいのです。
これは日本速読・記憶法セミナーがパソコンを導入しない理由のひとつでもあるのですが、そのあたりのスピードの調節は、やはり実際に自分の手で本をめくる方がやりやすいのです。
パソコンを使っての速読トレーニングには一部いい面もあるのですが、それに頼りすぎてしまう傾向がありますからね。
速読と渋滞、まったく違うものなのに参考にできる点があるなんて面白いですね![]()
生徒さんの訪問
- 2009-05-28 (木)
- 未分類
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
先週のことになりますが、
2年ほど前に新宿校でトレーニングをされていたDさんが来室されました。
Dさんは当時、社労士の試験に向け勉強をしていましたが、なかなか苦労されているご様子でしたが、
現在は試験にも合格し、当時の職場も退職され、資格を活かしたお仕事をされているそうです。
試験勉強に、セミナーでのトレーニングが役に立ったと感謝のお言葉をいただきました。
生徒さんからこのような言葉をいただけることはとても嬉しいことです。
そして60歳を目前に新たな資格にチャレンジするDさんに尊敬の念を抱きました。
合格おめでとうございます![]()
これからも頑張ってください!!
速読トレーニング その8 視線を正しく動かそう
- 2009-05-26 (火)
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
前回の、すばやく見るトレーニングで使った図と似ていますが、
間に●が2つ入っています。
この2つの●によって視線が線上に拘束されやすくなります。
今回行うトレーニングは、前回に引き続き、すばやく見るというトレーニング。
ただし、視線の矯正といった意味合いも含まれます。
いずれこのことも書きますが、本を読むのが速い方と遅い方では、ふつうに本を読んだときの視線の動き方が違います。
速い方は視線が規則的に動くのに対し、遅い方は無意識のうちに関係のない場所を見てはまた戻るような不規則な視線の動きをとる場合が多いのです。
そのような方は、読んでいる最中に視線が関係のない場所に行くのですから、当然内容の把握もしにくくなります。
本を読むのが遅い方は、ゆっくりだけど確実に読んでいるのではなく(もちろんそういう方もいますが)、視線が効率的に移動していないことによって、内容の把握も不確実になっている場合も多いのです。
これを矯正していこうというのが今日のトレーニングです。
やり方
前回同様、図の●を1から順に見てください。
前回は●だけを見ていったのですが、今回は●をつなぐ線を少し意識するように見ます。
線上を流すような気持ちで見てください。そうすることによって視線が線上に拘束されますが、実際には●があるので(自動的に●で視線が止まるため)、視線は●を順番に高速に見ていくことになります。
これも横と縦の2つのパターンで行ってください。
それを繰り返すことによって、前回の
1、ものを見る(認識する)時間の短縮
2、次に見るものへの視点の移動の高速化
3、目を動かす筋肉の強化
に加え、視線の規則的な正しい動きを強化することができます。
この視線の矯正により、読書スピードの向上はもちろん、理解度の向上も期待できます。
条件にもよりますが、これだけで、倍程度の読書スピードになる方もいます。
日本速読・記憶法セミナーではこのようなトレーニングにより、
基本的な読書力の向上も目指します。
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