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2009-07-09
速読トレーニング その14 理解力トレーニングの3 視読のやりかた
- 2009-07-09 (木)
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
これまで、
理解力トレーニングは、視読と読解という2つの読み方でトレーニングをしていくということを書きました。
今回はそのうちの視読のやりかたです。
前回お話したように、視読というのは、広い視野とスピードを重視した読み方。
みなさんは、これまで記号トレーニングや文字トレーニングを通じ、広い視野で素速く見ることに慣れていただいたと思います。(まだ完璧ではないでしょうが・・・)
それらと同じように本を読んでみてください。
どのようなことかと言うと、
文字を最初から見ていき、視線を下に動かし、次の行・・・
というように視線は上下上下・・・とジグザグに動きますが、
1行を一目で見るように意識しながら、それをそのまま横にずらしていくように見ます。
ちょうどペンキをローラーで塗るような感覚ですね。
そして最後の行まで行ったら次のページ、というようにどんどん見ていきます。
これを普通に読むときの4~5倍程度のスピードで行います。
前回、例で出したこの文章
の場合は2778文字ですので、
通常600文字/分程度のスピードの方でしたら、約4分40秒ほどで読むことになりますよね。
その4~5倍ですから、1分程度でこの文章に目を通しましょう。
だいたい1ページ2秒くらいでサーッと目を通すことになります。
最初はなかなかペースがつかめないかもしれませんが、数回行えばペースはつかめます。
この時の意味理解ですが、
これはほとんど理解できなくて構いません。
しかし、できるだけ理解しようとしてください。
「できれば大まかなストーリーを取りたい!」という気持ちで行いましょう。
ここがなかなか分かりづらいところです。
例えば、語学のヒアリングのトレーニングの時、ゆっくりと読めばわかる文章でも、ネイティブの方に少し早めに言われると分からなくなったりしますよね。
そんな場面を思い浮かべてください。
その際に「どうせわからないや」と諦めてしまえばそれまでですが、
「少しでも内容を聞き取ってやるぞ!」と集中して聞いていれば、
最初は「あ、この単語が聞き取れた」から始まって、だんだん
「細かいことはわからないけど、こんなテーマの話かな」くらいは聞き取れたりしますよね。
視読もそれと同じです。
普段より4~5倍も速いスピードで、しかも通常の読み方とは違って広い視野を意識しながらですので、
そもそも「わかるわけはない」のです。
しかしみなさんは今まで、記号・文字トレーニングなどを通じて、広く見ることや、
通常のスピードでも、より深く読むトレーニングをしてきました。
いわば力をため込んだ状態です。
その状態での視読トレーニングなので、「まったくわからない」ということはないと思います。
とりあえず、1度行ってみましょう。
いかがでしたか?
中には「全くわからなかった」という方もいるかもしれませんが、
(その場合、違う文章で再チャレンジしてみましょう。トレーニングですので失敗はつきものです)^^
ほとんどの方が、多少は理解でき、所々「わかった!」という場所があったのではないでしょうか?
ここではまだ「読めた」というよりも「わかった」という感覚のところがまばらにある。
そんな感じで充分です?
その「わかった」というのが重要なのです。
とりあえず1冊目~数冊目では「わかった」という感覚を通じ、
広い視野を意識しながらでも「読めないことはないかな。」ということが分かっていただければそれで大丈夫です。
さて、視読が終わったら、読み取れたところから単語をノートに書き出しましょう。
トレーニング その5 で行ったようなことですが、もちろんこんな見方では100個も出ないと思います。
しかしここでは頑張って30個程度出しましょう。
もっとも最初は10個程度しか出ないかも知れませんが、
それほど厳密でなくて構わないので、それでも書き出せるだけ書き出しましょう。
ただし、
単語が30個書き出せるように視読のスピードを調節することは絶対にダメです。
また、単語を覚えようとしながら視読をしないでください。
あくまで、集中して「ストーリーを取ろう」という気持ちで行ってください。
視読トレーニングは以上のように行います。
つづく
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