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2009-07

速読トレーニング16 理解力トレーニングの5 理解力トレーニングのまとめ

こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。

前回、読解の読み方で読んで、内容を書き出す所まで解説しましたが、
それが終わったら速度を計算してください。

この作業は最後で構いません。
よく教室でも読解後、すぐにスピードを計算する方がいます。

「早く結果が知りたい」という気持ちはわかるのですが、読解後の記憶はとてももろいので、計算などの別の作業をすると、どんどん忘れてしまいます。計算は後でもできるので、ある程度訓練に慣れて、読解もしっかりと頭に残るようになるまでは、読み終わったらすぐに内容の書き出し(思い返し)を行うようにしましょう。

また、説明の都合で、上には書いていないのですが、視読の前に、本のトビラなどを見て、「これはどんな話なんだろう」と強く考えてください。
人は誰でも興味のある話だと、頭に入りやすく、興味のない話だとなかなか内容が頭に入ってきません。
文字の見方もありますが、実はかなり「気分」や「興味」に影響されるのです。
ですから、まずその本に対して興味を持つこと。
これが訓練の結果に大きく影響をしてきます。

ここまでが理解力訓練の流れで、まとめるとこうなります

・内容の想像 (これから読む本に興味を持ちましょう)

・視読 (読解の1.5倍~2倍くらいのペースで、サッと流すように見る)

・単語の書き出し (30個程度を目標に)

・読解      (「わかる」ギリギリのスピードで)

・内容の書き出し (なるべく細かい所までしっかりと。思い返しも同じ)

・確認      (次の本のペースはとれくらい?)

・速度の計算   (最後に行いましょう)

トレーニングの後期になれば、1度読めば速いスピードで読んでも内容がわかり、それが記憶に定着するような読み方ができるようになるのですが、トレーニングの初期は本1冊につき、この作業を繰り返してください。

また、1冊ごとに視読、読解スピードの目標を立てるといいでしょう。

ここまでが理解力トレーニングの説明です。

しっかりとした速読トレーニングをされたい方に、
スピードと理解を兼ね備えた日本速読・記憶法セミナー

東京新宿渋谷・飯田橋に速読術記憶術トレーニング教室をもつ速読スクールです。

速読とは、文字通り ”速” く文書を ”読” むこと。
従来の何倍かのスピードで本や書類を読み、しかも内容が充分に理解できる読書方法です。
速読術を身につけ、1分間に5000字読めるようになると、
「240ページの本1冊を30分で読める」速さが身に付きます。

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先週末からサーバのトラブルで日本速読・記憶法セミナーの本サイトの
資料請求、更新などができなくなっていましたが、修正を完了しました。

原因は、以前使用していたメールアドレスにスパムメールが貯まってしまい、
サーバの契約容量を圧迫していたためです。

スパムメールを削除し、サーバの容量を確保し、

現在は資料請求やメール送信などは問題なく動いております

生徒の皆様、ならびにこの間音お合わせをしていただきました皆様には大変ご迷惑をおかけしました。

これからも日本速読・記憶法セミナーをよろしくお願いいたします。

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サーバトラブルについてのお詫び

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・HP更新
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現在全力で復旧作業をしておりますが、復旧は週明けになる見込みです。

その間の資料請求、お問い合わせ等は、
お手数ですが、各教室に直接お電話いただけるようお願い申し上げます。

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7月20日(月)は祝日なので講座は休みですが、
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19時30分からの説明会新宿校にて受け付けております。

皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

日本速読・記憶法セミナー
安藤一郎

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速読トレーニング その15 理解力トレーニングの4 読解トレーニング

こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。

前回は視読という読み方の説明をしました。
今回は読解という読み方です。

視読が「視野の広さとスピード」を重視した読み方なのに対して、読解は「理解」を重視します
といっても普通にゆっくりと読むのではなく、2点ほど意識していただきたいことがあります。

それは

①少し急いで読んでください。(ギリギリ内容がわかるくらいで)

②視読の目の動きを意識しましょう

この2点です。

あまりいろんなことを一度にいわれても困るって方は①だけ心がけてください。
具体的には「あとちょっと時間がほしいな」ってくらいでページをめくっていきましょう。

さらに余裕のある方で、視読の時に「わかった!」という感覚があった方は、
その場面は視読の時の目の動きを意識しましょう。

ただし、これもできる範囲でかまいません。速度や見方を意識しすぎると内容がわからなくなってしまうので、そうなっては読解という訓練の意味がなくなってしまいます。

あくまでも「わかる範囲内で」です。
その中でなるべく「急いで」、
さらに、できたら「広い視野を意識する」くらいでかまいません

もしも途中で内容がぜんぜんわからなくなってしまったら、戻って読んでもかまいません。
(「少々あやふやなところがある」くらいでは読み進んでください)

読みやすい本と、読みにくい本ではスピードが、かなり違ってくる場合もありますが、そのあたりはあまり気にせず、とにかく「わかるギリギリのスピード」で読んでください。

読解が終わったら、今度は内容を書き出しましょう

それも要約ではなく、ある程度の分量を決め(400600文字程度)、なるべく詳しいところまで思い出して書き出してください
書き出しはあまり厳密にならなくてかまいません。少し記憶があいまいで、
「こうだった気がするけど、違うかもしれないな」というものでもかまいません。
とにかく、読み終わったらすぐにどんどん書き出していきましょう。

ただし、これも視読の時と同じですが、内容を書き出せるように記憶を確認しながら読まないでください
あくまでギリギリわかるスピードで読んでいきましょう。

なぜ内容を書き出すのかというと、読解が終わった時は、一応「わかりながら読んだ」とはいえ、かなり急いだので「しっかりと読んだ」という感覚はあまりありません。
それをそのままにして次の本に行くと、すぐに内容が頭から消えてしまいます。
しかし、はじめはあやふやだった記憶も、書き出すことにより、ハッキリとしてきます。
また、書き出しにより、思い出した内容が記憶にしっかりと定着します。

内容の書き出しとは、記憶の整理と、書き出しによる記憶の定着を狙ったもので、
極端に言えば「
書き出した内容よりも、書き出すことそれ自体に意味がある」といってもいいくらいです。

これを繰り返し行うことにより、読解のスピードで読んだときも、
「内容がハッキリと頭に残る」ようになり、記憶力の底上げにもなります。

とにかく読解後の記憶はもろいので、読み終わったらすかさずどんどん書き出してください。
時間との勝負です

内容の書き出しはとても重要で、できれば全ての本の内容を書き出したいのですが、それは大変なので、2~3冊に1冊程度は内容を書き出し、他の本では、内容の書き出しと同じように、ストーリーを詳しく頭の中で再現してみましょう。

それも、1~2分くらいで、大雑把なストーリーを思い返すのではなく、セリフのひとつひとつまで思い出すようなつもりで(実際にはゆっくりと読んでもそこまでは思い出せないのですが、あくまでそのような気持ちで)、最低でも4~5分程度はしっかりと頭の中で考えてください

頭の中だけではきついという方はノートに場面をメモしたりすると整理しやすいと思います。

速読のトレーニングというのは、目の動かし方だけではなく、アタマを鍛えるトレーニングですので、少し大変ですが、この行程はしっかりと時間をかけて行ってください
実際に教室で生徒さんを見ていても、この行程にしっかりと時間を取れる方の方が伸びはいいです。

一通り書き出しを終えたら、今度はそれを確認してみましょう。

書き出しの時に「どうしても思い出せない」って所もあったとは思います。その「どうしても思い出せない」ってところを、確認すると

「あ、これ確かにさっき読んだのに思い出せなかった・・・」という、
読んだけど忘れてしまった所」と、
「こうだったのか、始めて知った!」という
そもそも読めていない所」があったと思います。

スピードに負荷をかけているので、脳が情報を処理できずに「初めて知った!」という場面も、多少はあってもかまわないのですが、これがあまりに多い場合はもう少しゆっくりと読むようにしましょう。

トレーニングとしては、ゆっくりと読んだときの8~9割は内容が取れるようにしてください。
(:どんなにゆっくりと読んでも一字一句覚えているわけではないので、あまり厳密にならなくても大丈夫です)

最終的にはゆっくりと読んだときと同じくらい内容を取りたいのですが、はじめのうちは、1~2割は落としてしまってもスピードに力を振り向ける、という気持ちで訓練を進めます

また、確認の作業は全文を読み返すのではなく1~2分で、書き出し(思い返し)の時に気になった点だけを見ていくようにしましょう

ここまでが読解トレーニングです。

つづく

しっかりとした速読トレーニングをされたい方に、
スピードと理解を兼ね備えた日本速読・記憶法セミナー

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速読トレーニング その14 理解力トレーニングの3 視読のやりかた

こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。

これまで、
理解力トレーニングは、視読読解という2つの読み方でトレーニングをしていくということを書きました。

今回はそのうちの視読のやりかたです。

前回お話したように、視読というのは、広い視野とスピードを重視した読み方。

みなさんは、これまで記号トレーニングや文字トレーニングを通じ、広い視野で素速く見ることに慣れていただいたと思います。(まだ完璧ではないでしょうが・・・)

それらと同じように本を読んでみてください。
どのようなことかと言うと、

普通に本を読む場合は、この図のように

文字を最初から見ていき、視線を下に動かし、次の行・・・
というように視線は上下上下・・・とジグザグに動きますが、

視読ではこのように

1行を一目で見るように意識しながら、それをそのまま横にずらしていくように見ます

ちょうどペンキをローラーで塗るような感覚ですね。
そして最後の行まで行ったら次のページ、というようにどんどん見ていきます。

これを普通に読むときの4~5倍程度のスピードで行います。

前回、例で出したこの文章

グスコーブドリの伝記

の場合は2778文字ですので、
通常600文字/分程度のスピードの方でしたら、約4分40秒ほどで読むことになりますよね。

その4~5倍ですから、1分程度でこの文章に目を通しましょう。

だいたい1ページ2秒くらいでサーッと目を通すことになります。

最初はなかなかペースがつかめないかもしれませんが、数回行えばペースはつかめます。

この時の意味理解ですが、
これは
ほとんど理解できなくて構いません
しかし、
できるだけ理解しようとしてください
「できれば
大まかなストーリーを取りたい!」という気持ちで行いましょう。

ここがなかなか分かりづらいところです。

例えば、語学のヒアリングのトレーニングの時、ゆっくりと読めばわかる文章でも、ネイティブの方に少し早めに言われると分からなくなったりしますよね。
そんな場面を思い浮かべてください。

その際に「どうせわからないや」と諦めてしまえばそれまでですが、
少しでも内容を聞き取ってやるぞ!」と集中して聞いていれば、
最初は「あ、この単語が聞き取れた」から始まって、だんだん
「細かいことはわからないけど、こんなテーマの話かな」くらいは聞き取れたりしますよね。

視読もそれと同じです。

普段より4~5倍も速いスピードで、しかも通常の読み方とは違って広い視野を意識しながらですので、
そもそも「わかるわけはない」のです。

しかしみなさんは今まで、記号・文字トレーニングなどを通じて、広く見ることや、
通常のスピードでも、
より深く読むトレーニングをしてきました。

いわば力をため込んだ状態です。

その状態での視読トレーニングなので、「まったくわからない」ということはないと思います。

とりあえず、1度行ってみましょう。

いかがでしたか?

中には「全くわからなかった」という方もいるかもしれませんが、
(その場合、違う文章で再チャレンジしてみましょう。トレーニングですので失敗はつきものです)^^

ほとんどの方が、多少は理解でき、所々「わかった!」という場所があったのではないでしょうか?
ここではまだ「読めた」というよりも「わかった」という感覚のところがまばらにある。
そんな感じで充分です?

その「わかった」というのが重要なのです。

とりあえず1冊目~数冊目では「わかった」という感覚を通じ、
広い視野を意識しながらでも「読めないことはないかな。」ということが分かっていただければそれで大丈夫です。

さて、視読が終わったら、読み取れたところから単語をノートに書き出しましょう

トレーニング その5 で行ったようなことですが、もちろんこんな見方では100個も出ないと思います。

しかしここでは頑張って30個程度出しましょう。
もっとも最初は10個程度しか出ないかも知れませんが、
それほど厳密でなくて構わないので、それでも書き出せるだけ書き出しましょう。

ただし、
単語が30個書き出せるように視読のスピードを調節することは絶対にダメです
また、単語を覚えようとしながら視読をしないでください
あくまで、
集中して「ストーリーを取ろう」という気持ちで行ってください

視読トレーニングは以上のように行います。

つづく

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速読トレーニング その13 理解力トレーニングの2

こんにちは、日本速読・記憶法セミナーの安藤です。

しばらく更新をサボってました。
すみません!

前回、理解力トレーニングの概要をお話ししました。
これから、どんどん本を読みながらトレーニングをしていくのですが、
その前に、トレーニング教材としてどのような本を読めばいいかを解説します。

教室に通われている方は、ほとんどが大人の方ですが、
トレーニングの初期は、小学生が読むようなひらがなだけで書かれた34000文字程度の子供向けの絵本でトレーニングしています。

なぜ子供向けの絵本かということ

・ひらがなだけで書かれている
・登場人物が少なく内容が簡単
・絵がある
・短時間で1冊読める

といった理由があります。

ひらがなだけで書かれているというのは少し説明が必要かも知れません。

このことはいずれは詳しく書くつもりですが、ひらがなと漢字では、漢字の方がダイレクトに意味としてアタマに入ってきます。
例えば「しんぶんきしゃ」と書かれるよりも「新聞記者」と書かれた方がすぐに理解できる。
それはいいのですが、急いで本を読むと、分かりやすい漢字にばかり目が行ってしまいます。
急いで読んだら結局漢字のとばし読みをしていた。という経験のある方も多いと思います。
そこでひらがなだけで書かれた本を読むことで
漢字のとばし読みを防ぐ必要があるのです。

絵がある内容が簡単というのは、最初は速度と理解がなかなか両立しにくいので、トレーニング初期ではなるべく内容理解の部分ではハードルを下げておく必要があります。
あまり急ぎすぎず、慣れるに従ってだんだん内容の濃いものにしていきましょう。

短時間で1冊が読めるというのも大切なことで、普段よりも速いスピードで読むにはとても集中しなくてはいけませんが、あまり長くなると集中力がとぎれがちになります。

以上の点から、教室ではトレーニング初期は子供向けの絵本を使用しているのですが、ご自分でトレーニングされる場合、そのような本を揃えるのはむずかしいですよね。

本を買い揃えるのはお金もかかりますし、文字数も数えられないので、ここは例によってワードでいきましょう。

なにも特殊なソフトなんて必要ありません。

ネット上には高額な速読用のソフトもありますが、取り寄せてみると、文字の表示スピードを調節できるものをベースに、目の動かし方のトレーニングと、オマケに脳トレ的なものがついているようなものがほとんどなので(全てを確認したわけではありません。しっかりしたものをつくっている方、ゴメンナサイ)、オマケの部分はDSの脳トレや目力トレーニングの方がクオリティは高いですし、肝心な文字の表示の部分は5冊もトレーニングすれば自分でペースがつかめるので、ワープロソフトで充分かなと思います。

こんな感じで大丈夫です。

素材はなんでもいいのですが、童話や小説など、最初はなるべく内容が簡単なものを選んでください
専門書や、登場人物が沢山出てくるような小説は初期のトレーニングには向きません。

ここでは青空文庫から宮沢賢治の「グスゴーブドリの伝記」をダウンロードし、
長い文章では読みにくいので第一章以外は削除しました。

グスコーブドリの伝記

それをワードに貼り付け、表示を工夫してみます。

ポイントは

大きい文字で
1行の文字数を少なく

の2点です。

それを、表示リボンのズームの項の「1ページ」をクリックするなりして、キーボード操作で1ページ毎に表示を切り替えられるように設定してください
(あまりワードの操作が得意ではなく、詳しい説明ができなくてすみません・・・)

説明では縦書きの文章を使いますが、横書きでもかまいません。

また、ここでは1行の文字数を9文字にしましたが、トレーニングをしてみてどうしても理解ができないという方は6文字程度でもかまいませんが、それより少なくすると、逆に読みにくくなってしまうので、あまりおすすめはできません。

こんな教材を使って、次回から、本をスピーディに読むトレーニングをしていきましょう。

つづく

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