- 2009-07-16 (木) 20:17
- 自分でできる、速読トレーニング方法
こんにちは。
日本速読・記憶法セミナーの安藤です。
前回は視読という読み方の説明をしました。
今回は読解という読み方です。
視読が「視野の広さとスピード」を重視した読み方なのに対して、読解は「理解」を重視します。
といっても普通にゆっくりと読むのではなく、2点ほど意識していただきたいことがあります。
それは
①少し急いで読んでください。(ギリギリ内容がわかるくらいで)
②視読の目の動きを意識しましょう。
この2点です。
あまりいろんなことを一度にいわれても困るって方は①だけ心がけてください。
具体的には「あとちょっと時間がほしいな」ってくらいでページをめくっていきましょう。
さらに余裕のある方で、視読の時に「わかった!」という感覚があった方は、
その場面は視読の時の目の動きを意識しましょう。
ただし、これもできる範囲でかまいません。速度や見方を意識しすぎると内容がわからなくなってしまうので、そうなっては読解という訓練の意味がなくなってしまいます。
あくまでも「わかる範囲内で」です。
その中でなるべく「急いで」、
さらに、できたら「広い視野を意識する」くらいでかまいません。
もしも途中で内容がぜんぜんわからなくなってしまったら、戻って読んでもかまいません。
(「少々あやふやなところがある」くらいでは読み進んでください)
読みやすい本と、読みにくい本ではスピードが、かなり違ってくる場合もありますが、そのあたりはあまり気にせず、とにかく「わかるギリギリのスピード」で読んでください。
読解が終わったら、今度は内容を書き出しましょう。
それも要約ではなく、ある程度の分量を決め(400~600文字程度)、なるべく詳しいところまで思い出して書き出してください。
書き出しはあまり厳密にならなくてかまいません。少し記憶があいまいで、
「こうだった気がするけど、違うかもしれないな」というものでもかまいません。
とにかく、読み終わったらすぐにどんどん書き出していきましょう。
ただし、これも視読の時と同じですが、内容を書き出せるように記憶を確認しながら読まないでください。
あくまでギリギリわかるスピードで読んでいきましょう。
なぜ内容を書き出すのかというと、読解が終わった時は、一応「わかりながら読んだ」とはいえ、かなり急いだので「しっかりと読んだ」という感覚はあまりありません。
それをそのままにして次の本に行くと、すぐに内容が頭から消えてしまいます。
しかし、はじめはあやふやだった記憶も、書き出すことにより、ハッキリとしてきます。
また、書き出しにより、思い出した内容が記憶にしっかりと定着します。
内容の書き出しとは、記憶の整理と、書き出しによる記憶の定着を狙ったもので、
極端に言えば「書き出した内容よりも、書き出すことそれ自体に意味がある」といってもいいくらいです。
これを繰り返し行うことにより、読解のスピードで読んだときも、
「内容がハッキリと頭に残る」ようになり、記憶力の底上げにもなります。
とにかく読解後の記憶はもろいので、読み終わったらすかさずどんどん書き出してください。
時間との勝負です。
内容の書き出しはとても重要で、できれば全ての本の内容を書き出したいのですが、それは大変なので、2~3冊に1冊程度は内容を書き出し、他の本では、内容の書き出しと同じように、ストーリーを詳しく頭の中で再現してみましょう。
それも、1~2分くらいで、大雑把なストーリーを思い返すのではなく、セリフのひとつひとつまで思い出すようなつもりで(実際にはゆっくりと読んでもそこまでは思い出せないのですが、あくまでそのような気持ちで)、最低でも4~5分程度はしっかりと頭の中で考えてください。
頭の中だけではきついという方はノートに場面をメモしたりすると整理しやすいと思います。
速読のトレーニングというのは、目の動かし方だけではなく、アタマを鍛えるトレーニングですので、少し大変ですが、この行程はしっかりと時間をかけて行ってください。
実際に教室で生徒さんを見ていても、この行程にしっかりと時間を取れる方の方が伸びはいいです。
一通り書き出しを終えたら、今度はそれを確認してみましょう。
書き出しの時に「どうしても思い出せない」って所もあったとは思います。その「どうしても思い出せない」ってところを、確認すると
「あ、これ確かにさっき読んだのに思い出せなかった・・・」という、
「読んだけど忘れてしまった所」と、
「こうだったのか、始めて知った!」という
「そもそも読めていない所」があったと思います。
スピードに負荷をかけているので、脳が情報を処理できずに「初めて知った!」という場面も、多少はあってもかまわないのですが、これがあまりに多い場合はもう少しゆっくりと読むようにしましょう。
トレーニングとしては、ゆっくりと読んだときの8~9割は内容が取れるようにしてください。
(注:どんなにゆっくりと読んでも一字一句覚えているわけではないので、あまり厳密にならなくても大丈夫です)
最終的にはゆっくりと読んだときと同じくらい内容を取りたいのですが、はじめのうちは、1~2割は落としてしまってもスピードに力を振り向ける、という気持ちで訓練を進めます。
また、確認の作業は全文を読み返すのではなく1~2分で、書き出し(思い返し)の時に気になった点だけを見ていくようにしましょう。
ここまでが読解トレーニングです。
つづく
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しっかりとした速読トレーニングをされたい方に、
スピードと理解を兼ね備えた日本速読・記憶法セミナー
東京の新宿・渋谷・飯田橋に速読術・記憶術トレーニング教室をもつ速読スクールです。
速読とは、文字通り ”速” く文書を ”読” むこと。
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